山陽新幹線や北陸新幹線が通常でも半額、キャンペーン期間だと75%offなどかなりお得に乗れるWESTERポイントですが、ポイントはなかなか貯まりにくく一部のアクティブな方々がひたすら使うだけの状態になっているようです。
WESTERポイントがここまで話題になったのははぴeポイントとの相互交換ができるようになってからですが、はぴeポイントは関西電力が発行しているポイントなので関西以外では使えないと思われたり、はぴeポイントとのハブになるSポイントカードの仕組みが複雑だったりしてポイ活民の中でも浸透しているとはいえません。特に非関西民の場合、はぴeポイント、Sポイントともなじみがなく敬遠している方もいたようです。非関西民でPonta~WESTERルート開通した立場として簡単に記事を書いてみようと思います。
WESTERポイントまでの交換ルート
①PontaポイントーSポイントーはぴeポイントWESTERポイント
・メリット:はぴeポイント→WESTERポイントで減価が20%と安くすむ
・デメリット:Sポイント、はぴeポイントと2段階必要。年会費がかかる。
②ビックカメラポイントーWESTERポイント
・メリット:ビックカメラJ-Westカード1枚あればよい。年1回の利用で年会費が無料。
・デメリット:減価が33%と大きい。ビックカメラポイントを入手する手段が乏しい。クレカの審査が厳しい。
今回の記事では入手しやすいPontaポイントを原資とした①について主に説明します。
Sポイントの入手

WESTERに手を出すまでなじみがなかったポイントなんですが、関西では比較的メジャーなポイントのようです。2016年に阪急阪神グループとエイチ・ツー・オー リテイリンググループが中心となってポイントシステムが立ち上げられ、Shopping Station Sightseeing Stayなどの頭文字をとってSポイントと名づけられました。その後グループ外の企業にも広がっていっているようです。
Sポイントは色々なところから発行されていますが、WESTERポイントのルートに乗せるためには、Pontaポイント・はぴeポイントの相互に交換できるカードにしないといけません。

この条件を満たすのは↑に示すカードたちになります。関西の方々にとってはなじみが深いカードたちなんでしょうけど、非関西民としては何が何やらさっぱり…といったところです…。
関西に行く用事のある方は阪急やイズミヤにいってポイントカードを作るという方法があります。大体は無料で即日発行できるようですが、オンライン加入はできないので現地に行けないとどうしようもありません…。

そもそも関西に行くためにWESTER作りたいのに関西にいかないと作れなければどうしようもないじゃないか!という方が多いかと思います。そういった方はペルソナSTACIAカードというクレジットカードを発行すれば大丈夫です。僕もこれを作って使っています。当時はポイントサイトで2000円分くらいの案件があったのですが、今は残念ながら全部枯れてしまっているようです。

年会費初年度無料、2年目以降は2200円。利用するとSポイントが付与されるようですが、クレジット機能を使ったことがないのでよくわかりません。ひとまずペルソナSTACIAカードを作って、1年以内に関西に行く用事があればそこで阪急などでポイントカードを作ってから帰る、というのが現実的な方法かなと思います。ペルソナSTACIAカードはこちらより。
はぴeポイントの入手

これも全然聞いたことがなかったのですが、関西電力のポイントのようです。関西電力系のサービスを利用するとポイントが貯まり、1P=1円で電気料金を支払えたり、他社のポイントに交換することができます。はぴeみる電のアカウントは誰でも作れるんですが関西電力を使っていないとポイント交換機能を使うことができません。そこで、非関西民がはぴeポイントを使うにははぴe VISAカードというクレジットカードが必要になります。このカードは申し込み用紙を取り寄せ、紙に必要事項を書いて送るという原始的な方法で申し込むしかなく、かなり時間がかかってしまいます。使いたい方は早めに申し込むことをお勧めします。

はぴe VISAカードは年会費1375円(初年度無料)(関西電力の使用量を払えば無料になりますが非関西民なので関係ないですね)、WEB明細にすると550円割引で825円になります。入会ボーナスとしてはぴeポイントが300Pもらえます。カードを利用すると1000円ごとにはぴeポイント5Pもらえるようですが、Pontaポイントが1%以上つくカードはたくさんあるのであえて使う場面はほとんどないと思います。
はぴeポイントを非関西民が使うためには、はぴeみる電アカウント・はぴe VISAカードの二つが必要で、この2個のアカウントを統合する必要があります。オンラインでもできるようですが、どうも不安だったので電話してお願いしてみました。統合は長くて2週間ほどかかるようなので、こちらも早めがいいと思います。
この時間を少しでも短縮するためには、はぴeみる電アカウントを先に開設→はぴe VISAカードを申し込むときにはぴeみる電アカウントのIDを書く欄があるので、そこを埋めてから申し込むとクレカ発行と同時にアカウントが統合されるので、すぐに使うことができます。
はぴeみる電のとうろくはこちら
はぴe VISAカード申し込みはこちら
WESTERポイントの入手

JR西日本が発行しているポイントです。1P=1円として色々使えたりするんですが、最も強力なのが新幹線の特典切符で定価の50%相当で購入できること(時期によっては超特典切符として25%相当で購入できることも)です。
WESTERの登録はこちら
JR西日本で新幹線に乗る人にとっては必須と言えるポイントなんですが、ショッピング等ではなかなか貯まらないので、キャンペーンがなければポイント交換で貯めるしかありません。

↑WESTERポイントに交換可能なポイント一覧 こちらより
この中で様々なルートを駆使して貯めやすいポイントははぴeポイントとビックカメラポイントしかないため、この2個のハブとしてWESTERポイントに集約していくことになります。減価率がはぴeルートだと20%、ビックカメラルートだと33%なので、非関西民だとはぴe VISAカードの年会費800円ちょっとかかることを考慮してもそちらの方がメリットは大きいはずなのではぴeルートを勧めています。
おまけですが、Timesポイントは等価でWESTERポイントに交換でき、会員登録で500Pもらえるのでついでにやっておきましょう。
ポイント移行の流れ
①PontaポイントからSポイントに交換
100P以上100P単位 等価 3日ほどかかります 交換はこちらより

②Sポイントからはぴeポイントに交換
3日ほどかかります 交換はこちらより
一度に1000P以上100P単位一度に9900Pまで 等価 10000Pとか交換したい場合でも9900ずつやる方がわかりやすいと思います

③はぴeポイントからWESTERポイントに交換


100P以上100P単位 はぴe100P→WESTER80P(20%減価) 2日かかります
Ponta~WESTERに流すまで8日ほどかかる計算になるので、旅行などで使おうと思ってる方は早めの交換がいいです。すぐには間に合いません。
WESTERまで流し終われば、特典切符や超特典切符を使って旅行などを楽しんでください。交通費が浮いた分ホテルを奮発したり、おいしいもの食べたりしましょう。
ハブが2か所必要で、はぴe VISAカードの発行にかなり時間がかかって面倒なこともありますが、西日本で新幹線に乗るならWESTERは絶対に使うべきです。ルートが複雑であまり普及していないので、お得なうちに使い倒しましょう。
コメント